「MAN(マン)」は、“人間になりたい”と願うロボットの感情的な旅をテーマにしたプリント&プレイ型の協力型ボードゲームです。ストーリーテリングとインタラクションデザインを組み合わせて、UXの考え方をアナログなゲーム体験に落とし込んでいます。プレイヤー同士で共感を共有しながら、ちょっと切なくて、あたたかいゲーム体験が楽しめます。
共感を軸にしたゲームデザイン
ゲームの仕組みは、人間らしさを身につけていく「成長の旅」をモデルにしています。
プレイヤーは「記憶」「感情」「意思」など、ロボットが“人間になる”ためのコアな要素を順にアンロックしていきます。
ユーザーとの信頼関係を築くUX設計と同じように、感情へのアプローチがゲームの核になっています。
情報設計
ルールやコンポーネントは、直感的に理解できるように設計されています。
プレイヤーが迷わず進めるように構造化されており、まるでデジタルUIのワイヤーフレームを作るような感覚で組み立てました。
誰でも楽しめるビジュアル
プリント&プレイに対応するため、高コントラスト配色・アイコン中心のUI・ミニマルなテキストで構成。
アクセシビリティに配慮したレイアウトで、誰でも楽しめるデザインを目指しました。
物語の体験フロー
プレイヤーの進行は、まるでユーザーのジャーニーのよう。
発見から共感、そしてエモーショナルなラストへと、物語が段階的に進んでいきます。
使用ツール
Figma|Adobe Photoshop|手作りプロトタイプ|ユーザーテスト
🏆 受賞歴
TK Park「Book on Board」第2回受賞作品
協力プレイとストーリーテリングの革新性が評価されました。
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